ペットフードは難しいです。特に猫は好き嫌いが激しい子が多く飼い主泣かせの話をよく聞きます。買ってもまったく食べないなんてことも多いです。私も長い難民生活を送っていましたが、2年前にようやくようやくたどり着いたのがジウィピーク(ZiwiPeak)です。
元気なうちはそれでもいいのです。腎臓病、尿結石、アレルギーなどが発症すると、どうしても食事療法が必要になります。飼い主があれやこれや調べては「私食べたくないの」の繰り返しです。
ただでさえ品種的な骨格異常や、無理な繁殖による遺伝病も最近は多いと聞きます。少しでも体に良いものを食べさせたいと願うのは飼い主共通の想いだと思います。
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●ZiwiPeak(ジウィピーク)ってなんだろう
ジウィピーク公式ページ(新しいタブで開きます)
ZiwiPeak(ジウィピーク)というのは、犬猫用のプレミアムフードブランドの1つです。ニュージーランドのメーカーで、原材料もすべてニュージーランド産です。最大の特徴はグルテンフリーどころか、ほぼ肉であるという点です。種類によって比率は異なるのですが、内容物は以下のようになっています。
- 生肉
- 生ハート(心臓)
- 生レバー(肝臓)
- 生キドニー(腎臓)
- 冷水で洗ったグリーントライプ(反芻動物の第4胃袋)
- 天然の白身魚(ホキ)
- 緑イ貝(ミドリイガイと読みます)
- 厳選したビタミン、ミネラル
肉の種類は牛、羊、鹿の3種類と、鹿とホキのミックスが用意されています。いずれも比較的アレルゲンになりにくい食品です。なお、ビタミン、ミネラルについてもフードごとにすべて記載されています。
ZiwiPeak(ジウィピーク)のサイトを見ると目を惹くのが以下のうたい文句です。
肉・魚90%以上配合 消化率95%以上
肉と、肉だけでは補えない栄養素を追加したのみのフードです。これにより、総合栄養食として与えることが可能となっています。
そして95%の消化率ですが、これはすなわち栄養になるというだけでなく、胃腸への負担が大変少ないことを意味しています。肉食動物にとって消化できないものを食べても内臓に負担がかかるだけなのです。
一般に売られているグレインフリーフードは、穀物は入っていないが芋や豆が入っているものが大変多いです。ジウィピークはそこが違います。アレルゲンを気にせず与えられる数少ないフードです。
●なぜZiwiPeak(ジウィピーク)にしたのか
色々とプレミアムフードを試してきましたが、なぜジウィピークにしたのか。理由としては以下3点が挙げられます。
- うちの猫のアレルゲン(鶏、七面鳥、青魚、米、玄米、コーン)が含まれていない
- 食いつきが良い
- 腎不全の猫にも与えられる
この3つを同時に満たすフードが無く、途方に暮れていた時に見つけたのがジウィピークでした。
うちの猫のアレルゲン(鶏、七面鳥、青魚、米、玄米、コーン)が含まれていない
これについては説明不要だと思います。正直なところ肉の含有量にはあまり興味はなかったのですが、他のフードにはとにかく余計なものが入りすぎています。よくわからないものも入っていませんのでアレルゲンの特定にも役立ちます。
食いつきが良い
こちらについては個体差があるでしょうからわかりません。ただ、野生の肉食動物が食べるようなものを与えるわけですから、牛、羊、鹿のうち少なくとも1つは好んで食べる確率は高いと思います。食べない場合は鶏や魚のフードを探すと良いかもしれません。特に、猫ではなく犬でしたら特に問題なく食べてもらえると思います。
腎不全の猫にも与えられる
問題は3つ目の腎不全です。猫にとっては持病と言えるほど発病率が高い病気です。1つ目のアレルゲンフリーと、腎臓ケアが両立できませんでした。QOL(Quality of Life)的にはアレルギーの改善が優先事項ですが、そうはいっても諦めきれません。
そういった感じでペットフードを探す日々だったのですが、あるときZiwiPeak(ジウィピーク)に出会ったわけです。ジウィピークと腎臓についてはまたの機会に書きたいと思いますが、結果から言えば大変満足しています。数値は2年ほど安定しています。
ただ、あくまでこれはうちの猫の話であって、全ての状態の犬や猫にとってジウィピークがベストな選択かはわかりません。それを飼い主さんに判断して頂くためにも、思ったことや経験を書いてみようと思います。
腎不全についてはこちらの記事に詳しく書いていますのでよろしければご覧ください。