エアドライのベニソンを、サイズを測ったり水でふやかしたり食べたりしてみました。
何かの参考になればと思います。画像多いので重いかもしれません。
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●計ってみましょう
こちらがジウィピーク(ZiwiPeak)エアドライ・キャットフード ベニソン 400gのパッケージです。
中を開くと銀色に反射しており、割と遮光性のあるパッケージです。
ちなみにかなりしっかりした、かっちり閉まるタイプのジッパーです。
しかし、
袋のサイドに窓が!!
見えやすいけれど遮光性が多少犠牲になりました。
小さな計量カップが入っています。
1粒は基本的に1cm×1cmの正方形です。たまにどえらい形のも入っています。
体重3kgの場合、1日の給餌量は37gです。これぐらいのサイズ感です。
これで1日分ですから、2回に分けると半量です。
最初のうち、猫さんは大いに苦情を申し立てるかもしれません。
●水に浸してみた
腎臓病の猫が水を飲まないウェットフードを食べない場合、ドライフードに水をかけるというのは割と皆さん試しているようです。
ジウィピークにもかけてみました。
水をかける前
30分後
強いな!!
ちなみに1時間おいても形状は変わりませんが、多少柔らかくなります。
この状態でも食べてくれるのであれば水分補給的には問題ないので試す価値はあります。
腎臓に不安があるのに水も飲まずウェットフードも食べない猫さんには一度お試しください。
うちの子はこれは全く食べません。
なお、電子レンジにかけるのはおやめください。
ジウィピークの良いところは非加熱なところです。
加熱せずに乾燥させることで栄養素の破壊を最低限に防いでいるのです。
加熱してしまうとジウィピークである必要がなくなってしまいます。
●味見してみた
10年ほど前にプレミアムフード探しをしていたころ、ペットフードを試食する方に出会いました。
自分が食べられないものをペットに与えるわけにはいかないという理屈です。
塩分濃度や油っぽさなんかを評価するうえで味見は大事なんだそうです。
これに感銘を受けて新しいフードを試すときは私も一応味見するようにしています。
ただ、人間と猫では害になる成分も異なりますし、猫は平気だけど人間はお腹を壊す場合もあります。
特にジウィピークは過熱していないので、人間は食べないほうがいいかもしれません。
試す場合は自己責任でお願いします。
私はお腹が弱いほうなので、かみ砕いて味見した後で吐き出しています。
- 臭い
乾燥させているせいか、それほど強くはありません。ジャーキー系の匂いです。ただ、袋に顔を突っ込むと結構むわって来ます。牛ではなく鹿独特な臭いかもしれません - 硬さ
かなり硬いです。パキって鳴ります。溶けない板チョコみたいな硬さです。 - 食感
水にあまり溶けないので細かくなるだけです。歯に挟まりそう。いや、挟まりました。 - 味
あまり味はしません。臭みもないです。味の薄い乾燥肉という感じです。人間が食べる乾燥肉は塩味がきついので余計そう感じるのかもしれません。ただ、乾燥大豆とか乾パンみたいに食べ続けるとじんわりしたうま味があります。すごく良く言うと飽きの来ない味。悪く言うと不味いです。ただ、いわゆるペットフードは第一印象が油っぽいものが多いのですが、油っぽさは皆無です。
ジウィピークのエアドライというのは、材料を一度ぐちゃぐちゃに混ぜて板状に伸ばした後乾燥させています。それを1cm四方に裁断しているものです。なので基本的には挽肉で作ったジャーキーみたいなものです。よって、味もそれに近いものになります。しかし、うまみを引き出す塩分(ナトリウム)がほとんど入っていないので、人間にはあまりうま味が感じられません。
◆個人的な総評
すこぶるパサついた肉です。
ちなみにうちの猫はものすごい勢いで食べます。相当好きみたいです。
今回食べたのはこちら
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以上、なにかのお役に立つと良いのですが…。
そのうちウェットフードもレビューしたいと思います。