グリーントライプってなんだ?猫の健康にいいの?

ジウィピーク(ZiwiPeak)にも含まれているグリーントライプ。ペットフード界隈(特にドッグフード)では結構前から話題になっています。具体的にどういうものでどう健康に良いのでしょうか。

●グリーントライプとは

グリーントライプ 株式会社K9ナチュラルジャパン


グリーントライプを直訳すると「緑の胃」となります。牛などの反芻動物には胃が4つあることをご存知でしょうか。

植物を唾液や微生物の力を使いながら4つある胃を行ったり来たりして消化していきます。このうち、4つめの胃、またはその内容物をグリーントライプと呼びます。第4胃は牛でいえばギアラとして焼肉屋さんにもあります。

生物学的には4つ目の胃だけが「胃」なんだそうです。つまり、消化吸収を行う臓器ということです。他の3つは何かというと、微生物がいる貯蔵庫みたいなものになります。

グリーントライプと呼びますが、色は食べる草の色によって変わります。春夏は緑、秋冬は茶色になります。ここでいうグリーンとは、「無加工の」とか「生の」という意味になります。(英和辞典に載っていました)

ここで注意したいのですが、一般にグリーントライプという場合、3パターンあります。

  • 第4胃のみ
  • 第4胃とその内容物
  • 第4胃の内容物のみ

草なのか肉なのか全く違ってきてしまうので、お買いになる際はよく確認することをお勧めします。また、お店によっては第1胃~第3胃も含めてグリーントライプと言っている場合もありますので、注意が必要です。(第1~第3胃は食べても問題ありません。グリーントライプの栄養がないだけです)

ペットフードのメーカーによってどれをグリーントライプとして扱うか異なるのが現状です。ジウィピーク(ZiwiPeak)では「第4胃のみ」をグリーントライプと呼んでいます。

●グリーントライプが犬や猫に関係あるの?

野生では肉食動物は草食動物をその内臓ごと食べます。内臓のうち、第4の胃であるグリーントライプには、植物が消化直前の状態になって入っています。これを食べることで植物を消化できない肉食動物でも植物由来の栄養を摂取できると言われています。

犬用フードの世界ではすでにかなり以前から話題に出ております。多くの犬や猫がグリーントライプを好物としていると言われています。(うちの猫にグリーントライプ単体を与えたことがないのでわかりませんが)

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グリーントライプと言えばK9ナチュラルというメーカーがあります。
乾燥グリーントライプ(楽天が開きます)を売っています。グリーントライプだけでなく、ジウィピーク(ZiwiPeak)とほぼ同じ思想、ほぼ同じ価格帯のフードを扱っています。日本では2010年から販売開始しているそうです。

また、ニュートライプというメーカーもあります。(英語の公式サイトです)こちらであればほぼグリーントライプのみの缶詰が手に入ります。値段も安めです。

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どちらも私はまだ試したことがないのですが、非常に興味があります。

●グリーントライプについてまとめ

ジウィピークの場合、胃の内容物ではなく、胃の組織のみを冷水洗浄して使用しています。公式ページにはその点について詳しく記載されていないので想像になりますが、考えてみれば犬や猫にはそのほうが消化にやさしいです。

消化一歩手前とはいっても牛の糞を見てもわかる程度に食物繊維が含まれています。これを犬や猫がすべて消化できるとは考え辛いです。腸壁で栄養素を吸収しますので、腸壁に栄養素を残した状態で食べるのが犬や猫には最も効率的な気がします。(すみません。論拠はありません)

まとめると、グリーントライプ自体が健康にとって良いものであるというのは合理的と考えます。しかし、グリーントライプの内容物(≒消化されかかった草)を含むべきか含まぬべきかについては、内容物は無くて良いのではないかというのが私の今のところの考えです。